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「菜蔬〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

菜蔬の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
る。幾ばくもなくして病家の数が殖えた。金帛を以て謝することの出来ぬものも、米穀|菜蔬を輸って庖厨を賑した。後には遠方から轎を以て迎えられることもある。馬を以て請....
空家」より 著者:宮崎湖処子
茎日に蒸されて萎《な》えたるほか、饗応《きょうおう》すべきものとては二葉ばかりの菜蔬《さいそ》もなかりき、法事をせずば仏にも近所にも済まず、営まんには物なければ....