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華香
「華香〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
華香の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
かなかったが、翌年ある日の新聞に、M君が安心を求む可く妻子を捨てゝ京都|山科の天
華香洞に奔った事を報じてあった。間もなく君は東京に帰って来たと見え、ある雑誌に君....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
合掌した。
「火焔の相を象耳に、火焔の色を大青宝色に、火の香気を優鉢羅《うばら》
華香に、火の音を、天鼓になさしめ給え。南無大日如来、お力をもって、金翅難羅竜を召....
「三人の師」より 著者:上村松園
の画人として研究にはげんでいったのである。 菊地芳文・竹内栖鳳・谷口香※・都路
華香などという一流画家を門下に擁して楳嶺先生は京都画壇に旭日のように君臨していら....
「青春の息の痕」より 著者:倉田百三
も偉いといって感心しています。死んだ梁川のひとりの友だちで梁川はこの人の小著「天
華香録」を読んで自分の「病間録」を焚いてしまいたくなったと恥じたそうです。「この....
「想い出」より 著者:上村松園
』とか、『十八史略』とかの輪講を受けました。『左伝』は特に好きで、その時分、都路
華香さん、澤田撫松さんなど御一緒でした。その後先生が亡くなり、長尾雨山先生に就い....