萎える[語句情報] » 萎える

「萎える〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

萎えるの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
ら、大体食用の萵苣と解釈していいようである。露のために花のしなっているように心の萎える心持で序詞とした。この歌も取りたてていう程のものでないが、「心を深みわが恋....
四十八人目」より 著者:森田草平
ばならぬ身ではないか。こんなことではならぬならぬと思いながら、思えば思うほど腕が萎えるような気がして、どうにもならない。彼はただ暗がりの中にまじまじと眼を※いて....
次郎物語」より 著者:下村湖人
た。幼いころ、乳母のお浜にわかれたあとのあのうつろな気持、母に死別れたあとのあの萎えるような気持、それがそのまま現実となって身にせまって来るような感じがして、き....
ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
保護する武具です。 頭がなくては、手足は何になりましょう。 頭が寐入れば、体は皆萎える。 頭が傷けば、体は皆傷く。 頭が※ それゆえいざと云う時には、腕はすぐ己....