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「萱堂〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

萱堂の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
革鞄の怪」より 著者:泉鏡花
のです。 自白した罪人はここに居ります。遁も隠れもしませんから、憚りながら、御萱堂とお見受け申します年配の御婦人は、私の前をお離れになって、お引添いの上。傷心....
死者の書」より 著者:折口信夫
のうちにはあった。 数年前の春の初め、野焼きの火が燃えのぼって来て、唯一宇あった萱堂が、忽痕もなくなった。そんな小な事件が起って、注意を促してすら、そこに、曾て....