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落ちぶれる
「落ちぶれる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
落ちぶれるの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ポラーノの広場」より 著者:宮沢賢治
いましたよ。大へんおちぶれて気の毒なくらいだった。」 「いいえ、デストゥパーゴが
落ちぶれるもんですか。大将、センダードのまちにたくさん土地を持っていますよ。」 ....
「巷談師」より 著者:坂口安吾
社の社長をつとめ、公務で何回か渡欧した経歴をもつが、今は落ちぶれている人である。
落ちぶれる経路は手紙にルルしたためてあり、それは陰惨そのものであるが、これも書く....
「樹氷」より 著者:三好十郎
はは、さっきからお前が言ってたホントの父親ではないと言うわけか? 金吾君、人間も
落ちぶれると自分の娘から、こんなことまで言われるよ。まあいい、何とでも言いなさい....
「ロザリオの鎖」より 著者:永井隆
困るときはお互いさまですよ。人間万事塞翁の馬、あなただって今に成功しますよ。私も
落ちぶれることがないとも限らない。まあ助けられたり、助けたり、これが浮き世の人情....