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落慶
「落慶〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
落慶の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「死者の書」より 著者:折口信夫
には、女人結界を犯して、境内深く這入った罪は、郎女自身に贖わさねばならなかった。
落慶のあったばかりの浄域だけに、一時は、塔頭塔頭の人たちの、青くなったのも、道理....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
くわしくいえば南朝の興国六年、北朝の貞和元年の、同月二十九日には、いよいよ待望の
落慶(竣工)式が予定され、それの前景気はたいへんだった。 光厳上皇の御幸、諸国....