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葉身
「葉身〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
葉身の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「思想と風俗」より 著者:戸坂潤
。処でこの云わば制度と制度習得感としての習俗が、一見片々たる細々した手回り品や言
葉身振りにまで細分されて捉えられた場合が、恐らく風俗というものだろう。 風俗は....
「放浪の宿」より 著者:里村欣三
午さがりの太陽が、油のきれたフライパンのように、風の死んだ街を焙りつけていた。プラタナスの街路樹が、その広い掌のような
葉身をぐったり萎めて、土埃りと、太陽の強い照りに弱り抜いて見えた。 街上には、....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
着けようとしたが無駄《むだ》だった。――児戯に類した点や、わざとらしい感激や、言
葉身振り態度の仰々《ぎょうぎょう》しい虚偽などに、彼はいかにも恥ずかしい気がして....