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著述業
「著述業〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
著述業の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「思想と風俗」より 著者:戸坂潤
文学者・文士・乃至作家は一種の職業人を意味する。職業人としてのジャーナリスト又は
著述業者の一種である。そういう職業によって生活するという意味に於て、文学者は一種....
「婦人の文化的な創造力」より 著者:宮本百合子
では文学としての基準を失い、男の作家たちの多数が、卑俗に政治化したり、非文学的な
著述業に堕したり、自身の文学的境地打開のための輾転反側に陥った。文学は一見隆盛で....
「春遠し」より 著者:宮本百合子
― ― ― 二 酒造業 一 五 ― ― 一 一 二
著述業 四 二 一〇 四 ― 二 六 教員 八 三 ....
「夜の道づれ」より 著者:三好十郎
くだまつていてから)世田谷區上祖師谷四丁目千八百八十八番地。御橋次郎、四十五歳、
著述業。……ええと――(ポケットをあちこちさがして、名刺を取り出して警官二に渡す....
「濹東綺譚」より 著者:永井荷風
り》で、わたくしは巡査に呼止められて尋問せられたことがある。わたくしは文学者だの
著述業だのと自分から名乗りを揚げるのも厭《いや》であるし、人からそう思われるのは....
「或る少女の死まで」より 著者:室生犀星
。道理で君だけが来なかった訳だ。」と言って印の沢山押してある書類をしらべた。 「
著述業というのはいくら位収入があるものかね。」と、バスで言った。 「書かなければ....