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葛桶
「葛桶〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
葛桶の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「式部小路」より 著者:泉鏡花
き合いに天窓を突出していると、 (どこでしょう、ほんとに好いこと。) といって
葛桶を――じゃない――その陶器の床几をすっと立ちました。 (ええ、御近所だから、....
「卵塔場の天女」より 著者:泉鏡花
や、お産の祝儀事に註文さきへお配りなさいます。」 「へい、へい。」 「あの、能の
葛桶のような形で、青貝じらしの蒔絵で、三巴の定紋附の古い組重が沢山ありますね。私....