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葡萄状
「葡萄状〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
葡萄状の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「明暗」より 著者:夏目漱石
鏡の底に映ったものは、まるで図に撮影《と》ったように鮮《あざ》やかに見える着色の
葡萄状《ぶどうじょう》の細菌であった。
津田は袴を穿《は》いてしまって、その洋....
「一本の花」より 著者:宮本百合子
るように、あぶなかった。 幸子の姉で、山口県へ嫁入っている人があった。 春、
葡萄状鬼胎の手術を受けてから、ずっとよくなかった。最近容体の面白くない話があった....
「澪標」より 著者:外村繁
いを取ると、瀬戸引の盤の中に大きな肉塊が現れる。一枚の赤黒い筋肉の下に、丸い塊が
葡萄状についている。その黄色なのは、※肉などから類推して、脂肪であろうか。 「こ....