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葡萄鼠
「葡萄鼠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
葡萄鼠の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「真景累ヶ淵」より 著者:三遊亭円朝
いたした藍《あい》の万筋《まんすじ》の小袖に黒の唐繻子《とうじゅす》の帯で、上に
葡萄鼠《ぶどうねずみ》に小さい一紋《ひとつもん》を付けました縮緬《ちりめん》の半....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
は、男女名取が梵鐘一箇を西福寺に寄附した。七年忌には金百円、幕|一帳男女名取中、
葡萄鼠縮緬幕女名取中、大額|並黒絽夢想袷羽織勝久門弟中、十三年忌が三世の七年忌を....
「駅夫日記」より 著者:白柳秀湖
て、ほそほそと一たび高く静かな空に立ち上った煙は、また横にたなびいて傾く月の光に
葡萄鼠の色をした空を蛇窪村の方に横切っている。 私は多摩川の丸子街道に出て、大....