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「葦手〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

葦手の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
私本太平記」より 著者:吉川英治
いってべつに、法体ではない。 身なりはむしろ女装にも勝るけんらんさで、白地絖に葦手模様を小紫濃のなかに散らした小袖、それへ袖のない“陣座羽織り”というものを着....
私本太平記」より 著者:吉川英治
、普門品の一句へ、紅筆で蓮華散らしを描いて与え、老婆の客へは、空也和讃の一章を、葦手書きにしてやったではないか」 「ま……」 いよいよ、顔あからめて。 「素扇....