葱鮪[語句情報] »
葱鮪
「葱鮪〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
葱鮪の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「真景累ヶ淵」より 著者:三遊亭円朝
には台所で夕飯時《ゆうめしどき》には主人が飯を喫《た》べさせ、寒い時分の事だから
葱鮪《ねぎま》などは上等で、或《あるい》は油揚に昆布などを入れたのがお商人《あき....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
ぐに隣り町の裏長屋をたずねると、錺職人の豊吉は眉のあとの青い女房と、長火鉢の前で
葱鮪の鍋を突っ付きながら酒をのんでいた。 「おい、錺屋の豊というのはお前か」 「....
「小説 不如帰 」より 著者:徳冨蘆花
て行けば、軍夫五六人、焚火にあたりつ。 「めっぽう寒いじゃねエか。故国にいりや、
葱鮪で一|杯てえとこだ。吉、てめえアまたいい物引っかけていやがるじゃねえか」 ....