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蒸熱
「蒸熱〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
蒸熱の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「二少女」より 著者:国木田独歩
よ。熱いこと、少し開けましょねエ」と主人の少女は窓の障子を一枚開け放した。今まで
蒸熱かった此|一室へ冷たい夜風が、音もなく吹き込むと「夜風に当ると悪いでしょうよ....
「香熊」より 著者:佐藤垢石
れを流水にさらすこと三昼夜。かくして磁器のうちに入れ、酒を醋に和して昼夜間断なく
蒸熱すること、少なくとも五昼夜に及ぶ。そこで臭気が全然去り、かつやわらかになった....