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蒸物
「蒸物〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
蒸物の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
日の会葬者一同には白強飯と煮染の弁当が出た。三十五日には見事な米饅頭と麦饅頭との
蒸物に茶を添えて近所に配った。 万事が案外によく行きとどいているので、近所の人....
「足迹」より 著者:徳田秋声
こに取り散らかったものを、うっとりと眺めていた。 五十三 四十九日の
蒸物を、幸さんや安公に配ってもらってから、その翌日母親とお庄とは、谷中へ墓詣りに....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
め》と独活《うど》をあしらって、こいつア胡麻酢《ごます》でねがいましょう」 「お
蒸物《むしもの》は?」 「豆腐蒸《とうふむし》と行きましょうか。ごくごくの淡味《....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
す。それから牛乳を入れたマッシ、寒天の寄せ物、米利堅粉《めりけんこ》と玉子を入た
蒸物《むしもの》、お芋のフライ、繊《せん》に截《き》った煮物、食後のお菓子で茶巾....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
道具のない田舎や山の中で手軽に出来るのは手軽なカスタープデンといって牛乳と玉子の
蒸物が一番軽便ですね。それは玉子二つへ牛乳一合と砂糖を大匙二杯と少しずつ混ぜなが....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
の玉子煮《たまごに》 夏 第百四十 玉子料理 杏《あんず》の
蒸物《むしもの》 夏 第百四十三 赤茄子飯《あかなすめし....