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蓄蔵
「蓄蔵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
蓄蔵の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
状の段階にあった際に外界からの輻射を吸収することによってばく大なエネルギーの量を
蓄蔵したに違いない。後にこの太陽の平均温度が下降し始めるようになってからこのエネ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
入して来ています。それは、この人にとっては、食物以上の食物であるから、まずこれを
蓄蔵しなければならぬと共に、いったん読み去ったものも参考として、常に座右に置くの....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
集めるだけ集めて置きたいというのである。そうして、この山科の光仙林に倉庫を構えて
蓄蔵して置く。あるものは胆吹山まで持越して隠して置く。それをするには、京都に近く....
「源氏物語」より 著者:紫式部
有権のあるものの証券も皆夫人の手もとへ置いて行くのであった。なおそのほかに物資の
蓄蔵されてある幾つの倉庫、納殿《おさめどの》などのことも、信用する少納言の乳母《....
「周防石城山神籠石探検記」より 著者:喜田貞吉
穴は先の方稍高くして、人の立ち得られんとする位あり。先年試みに此の穴中に蚕卵紙を
蓄蔵したりと云ふ。 とある。以てその大要を知ることが出来よう。なお特にこの遺蹟....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
おくことが、役だつに違いない。 信長か、秀吉だったか、制令を出して農家が武器を
蓄蔵することを禁じ、各村落から押収したところ、驚くべき大量な刀槍が発見されたとい....
「エタ源流考」より 著者:喜田貞吉
真意を諒として隔意なく調査の便を与えられた部落先進の各位に対して敬意を表し、特に
蓄蔵の豊富なる材料の借覧を許されたる碓井小三郎君の好意に対して、満腔の感謝を呈す....