蓋然率[語句情報] » 蓋然率

「蓋然率〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

蓋然率の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
藤棚の陰から」より 著者:寺田寅彦
らにいくらもいるからである。しかし千羽に一羽、すなわち〇・一プロセントだけ中毒の蓋然率があると言えば、食って平気だったという証人が何人あっても、正確な統計をとら....
自由画稿」より 著者:寺田寅彦
次の辰年にも同様な乾燥期が来るということには、単なる偶然以外に若干の気候週期的な蓋然率《がいぜんりつ》が期待されないこともない。 気候の変化が人間の生理にも若....
黄金虫」より 著者:佐々木直次郎
ね。一般に、どの国語かがわかるまでは、解釈を試みる人の知っているあらゆる国語を(蓋然率《プロバビリティ》にしたがって)実験してみるよりほかに仕方がない。だがいま....
三田社会科学研究会報告」より 著者:野呂栄太郎
精神的にも一つの力強さを感せしめるものがある。なお予科の加入者増加は予科部独立の蓋然率を増したとともに、会友の熱心は会友部設置の必要を切ならしめつつある。こうし....
人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
ュネエヴの隣接都市についての計算がそれであって、それによれば、一六世紀には、生命蓋然率すなわち出生者の半数が生存する年齢はわずか四・八八三で四箇年と十分の九以下....
人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
されんことを望む。これは読者を説得し得ないまでも、面白いものである。 生命の蓋然率と金利とを計算して、彼は、老齢者扶助を行う基金を提唱し、この基金は一部は各....