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蓍
「蓍〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
蓍の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「易の占いして金取り出したること」より 著者:南方熊楠
。後家が亡夫の書き付けた板を示して返金を促すと、※は呆れたが、しばらく思索の末、
蓍《し》を取って占い、われは隗生に借金した覚えなし、隗生自分の金を隠しおき、わが....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
》』に曰く、初春の初子にかくすれば命ものぶるなり、『袖中抄』に曰く、この玉帚とは
蓍《めどき》という草に子の日の小松を引き具して帚に作りて、田舎の家に正月初子に蚕....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
は即ち初子の日に当ったから「初子の今日」といった。玉箒は玉を飾った箒で、目利草(
蓍草)で作った。古来農桑を御奨励になり、正月の初子の日に天皇御|躬ずから玉箒を以....
「熟語本位英和中辞典」より 著者:斎藤秀三郎
strand)を作り、片撚を三條または四條合わせて綱(rope)を作る。 Y※)
蓍草(のこぎりぐさ)。 Yat'a-ghan(ヤタガン)【名】回々教国の劔。 Y....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
難い。ことにいわゆるミソハギの用途には、まだ沢山の窮められざる神秘がある。これを
蓍萩と呼んだのにも仔細があるだろうが、日本の自然史はまだこれを説く迄に進んでいな....