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蓬生
「蓬生〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
蓬生の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
団扇祭の稚児をあふぎけり 滝殿に人ある様や灯一つ 折り/\は滝も浴み来て夏書かな
蓬生の垣に蚊遣す女かな 古庵や草に捨てたる竹婦人 百の井に掘りて水なし雨を乞ふ ....
「樋口一葉」より 著者:長谷川時雨
子は小紋ちりめんの三枚重ねの引《ひき》ときを、表だけではあったが与えもした。 「
蓬生《よもぎう》日記」の十月九日のくだりには、 師の君に約し参らせたる茄子《な....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
。十時頃ですが、まだ日よけの葭簀の下に朝顔が開いていて美しゅうございます、ひどい
蓬生《よもぎう》の宿になってね、その雑草の中に、這い次第に咲く朝顔は風情深うござ....