蔑称[語句情報] » 蔑称

「蔑称〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

蔑称の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
今は専ら男たらしの女を指す。それからコックス・コーム(鶏冠)はきざにしゃれる奴の蔑称《べっしょう》で雄鶏が冠を聳《そばだ》てて威張り歩くに象《かたど》ったものだ....
マクシム・ゴーリキイの伝記」より 著者:宮本百合子
ラスが皆こわれた。通りを子供らが叫んで馳けまわった。 「ホホール(ウクライナ人の蔑称)の家が火事だ! 焼けちまうぞ!」 「奴等を村から追っ払え!」 小さい、赤....
我が円朝研究」より 著者:正岡容
に前半に「天災」を語り、後半たちまち「廿四孝」に映ることありとせば「掴み込み」と蔑称し、そは田舎廻りのドサ真打の仕草と嘲り嗤われてやまざるところのもの。往年の可....