»
蔡
「蔡〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
蔡の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「湖南の扇」より 著者:芥川竜之介
広東《かんとん》に生れた孫逸仙等《そんいつせんら》を除けば、目ぼしい支那の革命家は、――黄興《こうこう》、
蔡鍔《さいがく》、宋教仁《そうきょうじん》等はいずれも湖南《こなん》に生れている....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
を拝し、その髑髏が墜ちなければ、化けて人となると言い伝えられている。 劉元鼎が
蔡州を治めているとき、新破の倉場に狐があばれて困るので、劉は捕吏をつかわして狐を....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
くさんに書いている)。その把総(軍官で、陸軍|少尉の如きものである)を勤めている
蔡良棟が話した。 この地方が初めて平定した時、四方を巡回して南山の深いところへ....
「武装せる市街」より 著者:黒島伝治
チ合うのを避けた。ロシア人のミルクロフもよくなかった。いゝのは、第十五夫人の弟の
蔡徳樹である。中津は、すゞに未練を残して宿州へ出かけて以来、前々から抱いていた直....
「太虚司法伝」より 著者:田中貢太郎
馮大異は上
蔡の東門にある自分の僑居から近村へ往っていた。ちょうど元の順帝の至元丁丑の年のこ....
「李陵」より 著者:中島敦
たつ》だった彼の心に、年とともに群臣への暗い猜疑《さいぎ》を植えつけていった。李
蔡《りさい》・青霍《せいかく》・趙周《ちょうしゅう》と、丞相《じょうしょう》たる....
「弟子」より 著者:中島敦
った。 一行が招かれて楚《そ》の昭王の許《もと》へ行こうとした時、陳《ちん》・
蔡《さい》の大夫共が相計り秘かに暴徒を集めて孔子等を途に囲ましめた。孔子の楚に用....
「安重根」より 著者:谷譲次
時。一九〇九年八月、十月。 所。小王嶺、ウラジオストック、ボグラニチナヤ、
蔡家溝、ハルビン。 人。安重根、禹徳淳、曹道先、劉東夏、劉任瞻、柳麗玉、李剛、李....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
もはみな逃げ去った。 干宝の父 東晋の干宝は字を令升といい、その祖先は新
蔡の人である。かれの父の瑩という人に一人の愛妾があったが、母は非常に嫉妬ぶかい婦....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
主人の家は金持になりました。 又一つ、それに似た話があります。 廬州の軍吏|
蔡彦卿という人が拓皐というところの鎮将となっていました。ある夏の夜、鎮門の外に出....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
たそうである。 雨夜の怪 後に尚書に立身した呂安老という人は、若いときに
蔡州の学堂にはいっていた。ある日同じ寄宿舎にいる学生七、八人と夕方から宿舎をぬけ....
「艸木虫魚」より 著者:薄田泣菫
生活を心頭より忘却しないようにしなければならぬ。 むかし、宋の書家として聞えた
蔡襄が、その友歐陽修のために頼まれて、集古目録の序に筆を揮ったことがあった。その....
「連環記」より 著者:幸田露伴
より、又詩をも善くし、図画、奕棋、営造、音律、何にも彼にも通暁して、茶も此人から
蔡嚢へかけて進歩したのであり、蹴鞠にまで通じていたか、其詩が温公詩話と詩話総亀と....
「銅銭会事変」より 著者:国枝史郎
張近秋、二人の大官皇帝に讒し、少林寺の僧を殺さしむ。 兵を発して少林寺を焼く、
蔡徳忠、方大洪、馬超興、胡徳帝、李式開の五人の僧、兵燹をのがれて諸国を流浪し同志....
「魯迅さん」より 著者:内山完造
ことをズケズケパッパッというものですから圧迫が来るのです。 そのころ、宋慶齢、
蔡元培、楊杏仏、林語堂、魯迅などで人権同盟というものができて、蒋介石にたてついた....