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「蔵原惟人〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

蔵原惟人の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
党生活者」より 著者:小林多喜二
やっている……(前編おわり) (一九三二・八・二五) 作者附記。 この一篇を同志蔵原惟人におくる。....
読書法」より 著者:戸坂潤
日本資本主義論争』とだろう。後者については、追って書こうと思っている。宮本顕治は蔵原惟人に並ぶ素質を持った殆んど唯一の文芸評論家である。単に左翼評論家の内でそう....
刻々」より 著者:宮本百合子
へぶちこみさえすれば五十銭。共産党関係だったら五円。所謂「大物」だとそれ以上――蔵原惟人でいくらになった? そう思うと、体が熱くなるのであった。 暫くして、私....
イデオロギー概論」より 著者:戸坂潤
品の美学的価値の評価でなければならない」(プレハーノフ『二十年間』第三版序文――蔵原惟人訳)。――「芸術社会学」の問題が何にならなければならないかが茲に明らかで....
日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
学では三枝博音、岡邦雄、船山信一、永田広志、秋沢修二、本多謙三、其他。文学では(蔵原惟人、宮本顕治)森山啓、窪川鶴次郎、中条百合子、青野季吉、其他の諸氏である。....
辞典」より 著者:戸坂潤
く Neue Zeit 誌上に発表されたが邦訳となった著述は『階級社会の芸術』(蔵原惟人訳)、『芸術論』(外村史郎訳)、『文学論』(外村史郎訳)、『マルクス主義....
あとがき(『宮本百合子選集』第三巻)」より 著者:宮本百合子
頭していて、アナーキズムとボルシェビズムの対立のはっきりしはじめた時代であった。蔵原惟人・青野季吉その他の人々によって、芸術の階級性ということが主張され、文学の....
あとがき(『宮本百合子選集』第六巻)」より 著者:宮本百合子
他の無産階級出身の小説家の作品が登場し、芸術理論の面では、平林初之輔、青野季吉、蔵原惟人等によってブルジョア文芸批評の主観的な印象批評に対して、文学作品のより客....
解説(『風知草』)」より 著者:宮本百合子
、これまでの日本プロレタリア芸術運動の方針を否定する便宜な口実として逆用された。蔵原惟人、小林多喜二、宮本顕治などの、既に当時は公然とした文化の場面で討論する自....
あとがき(『宮本百合子選集』第十巻)」より 著者:宮本百合子
とのできない母斑のようにあつかわれても来ている。民主主義文学運動がはじまってから蔵原惟人、小林多喜二、宮本顕治にふれて、当時の検事局的に歪曲された「政治的偏向」....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
う一日さきになります、本当にお元気で。 山口さん――山口弁護士。 御老母――蔵原惟人の母。 八月十一日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 駒込林町より(封書 速達....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
一、林鐘年予審 四通│ 二一二枚 │一一・二四 一、蔵原惟人 二 │ 一九二 │一〇・五六 一、手塚英....
二つの文学論」より 著者:平林初之輔
。 かつて、ルナチャルスキーのマルクス主義批評家に関するテーゼの解釈について、蔵原惟人、勝本清一郎氏らのとった一元的解釈に対してメーリングのこの見解はある意味....
昭和四年の文壇の概観」より 著者:平林初之輔
れなかった。 この問題およびその他の問題において、今年の批評界では勝本清一郎、蔵原惟人、岡沢秀虎、谷川徹三の四氏が私の印象には最もあざやかにのこっている。こと....
私の履歴書」より 著者:浅沼稲次郎
田校長が当時チョッキというアダ名で有名な蔵原惟郭代議士(現共産党中央指導部にいる蔵原惟人氏の父君)を連れてきて講演させたことがあった。内容はおぼえていないが、こ....