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蔵持
「蔵持〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
蔵持の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「国貞えがく」より 著者:泉鏡花
だ女房の顔を、兀上《はげあが》った額越《ひたいごし》に、ト睨《や》って、 「その
蔵持《くらもち》の家《うち》には、手前が何でさ、……些《ち》とその銭式《レコしき....
「霧陰伊香保湯煙」より 著者:三遊亭円朝
蔵があって、此の手摺などの構えはてえしたものだ……驚いたねえ、馬方さんが斯ういう
蔵持の馬方さんとは、此方は知らぬからねえ、失礼な事をいいましたが、実に大したお住....
「血曼陀羅紙帳武士」より 著者:国枝史郎
て来る者、いずれも昂奮しているのは、勝負を争う人達だからであろう。総州松戸の五郎
蔵持ちと書かれた板囲いを眼に入れると、頼母は、足をとめ、 「これが五郎蔵の賭場か....