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蕭何
「蕭何〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
蕭何の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
語を改めて律と称した後は、全法典の通則を具律と称えるようになり、漢の代に、宰相|
蕭何《しょうか》が律九章を定めた時も、また秦の名称に従って具律という名を襲用した....
「二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
に勢力拡張策を講ずるなど随分|変梃来な事ありてその都度提調先生|私かに自ら当代の
蕭何を以て処るといふ、こんな学堂が世間にまたとあるべくも覚えず候、然れどもおもし....
「三国志」より 著者:吉川英治
の両側に侍せるはそも如何なる人か、と。 董承は謹んで答えた。 「上は張良。下は
蕭何であります」 「うム。して張良、
蕭何のふたりは、どういう功に依って、高祖のか....
「三国志」より 著者:吉川英治
。不肖わたくしも、身を屈して、山野に賢人を求めること多年ですが、今の世に、張良、
蕭何、韓信のような人物を望むほうが無理だと思います。そんな俊傑が隠れているはずは....
「三国志」より 著者:吉川英治
はどうですか」と、敢て苦言した。 甘寧は、さえぎって、 「それ故に、国家は今、
蕭何の任を、ご辺に附与するのである。乱を憂えられるなら、よく国を守って、後事にお....
「三国志」より 著者:吉川英治
よいよ彼を怖れ給うて、自身、鸞輿に召して、凱旋軍を迎え、曹操を重んじて、漢の相国
蕭何の如くせよと仰せられた。すなわち彼は、履のまま殿上に昇り、剣を佩いて朝廷に出....