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薄利
「薄利〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
薄利の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「街頭から見た新東京の裏面」より 著者:杉山萠円
の箱入りにして、店の前に出してあるのもある。つまり値段を看板にしたわけである。「
薄利多売主義」とか「負けぬ代りに安い」という看板は、こんなのに比べるととても廻り....
「私娼の撲滅について」より 著者:与謝野晶子
作ることである。即ち或男は妻を養う財力のないために結婚を避けねばならない。薄給と
薄利の職業に従事している男及び無産無職の男は悉く結婚不能者である。また或男は年齢....
「一商人として 」より 著者:相馬愛蔵
みの待遇さえ出来れば、それ以上の利益はなくとも宜しいという信念に立っていたから、
薄利多売大いに同感であるが、その店のようにミルクやジャムをほとんど無手数料で売っ....
「私の小売商道」より 著者:相馬愛蔵
考えて、午前午後の二回しか配達はやらない。このため浮いた金額は勉強の方へまわす。
薄利多売主義のためにまわす。この二回以外にたって配達してくれという場合や遠方の配....