薄田泣菫[語句情報] » 薄田泣菫

「薄田泣菫〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

薄田泣菫の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
詩の原理」より 著者:萩原朔太郎
のである。即ちあの新体詩が、反復律の退屈から漸《ようや》く人々に倦かれてきた時、薄田泣菫《すすきだきゅうきん》その他の詩人が、これに音律の変化と工夫を求めるため....
美術学校時代」より 著者:高村光太郎
のである。その当時は象徴派、ロマンチック派等が詩壇に起って僕は蒲原有明、上田敏、薄田泣菫などのものを読んだ。 其頃学校の方では校長岡倉覚三先生がやめさせられ、....
詩語としての日本語」より 著者:折口信夫
に、驚きのそよぎを立てていたかも知れないのである。それでも、蒲原氏、ひきつづいて薄田泣菫さん以下の人々の象徴詩に、相当にわれわれにも理会の出来るものが現れた。そ....
宝塚生い立ちの記」より 著者:小林一三
一日から安藤君の「浦島太郎」、私が「紅葉狩」、安藤君の「音楽カフェー」、四年には薄田泣菫の「平和の女神」、「兎の春」、「雛祭」、安藤君は薄田のものをよくやってい....
二面の箏」より 著者:鈴木鼓村
私は丁度その八月十九日に出発して、当時は京都から故郷なる備中連島へ帰省をしていた薄田泣菫氏の家を用向あって訪ねたのである、そして、同氏の家に三日ばかり滞在してい....