薄荷糖[語句情報] » 薄荷糖

「薄荷糖〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

薄荷糖の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
聖アレキセイ寺院の惨劇」より 著者:小栗虫太郎
た地面がバリバリ砕けて、下の雪水が容赦なくはねかかった。やがて、幾百と云う氷柱で薄荷糖のように飾り立った堂の全景が、朧気に闇の中へ現われた。 出入口の把手を捻....
茸の舞姫」より 著者:泉鏡花
ら、飴ん棒と云う麻殻の軸に巻いて売る、賑かな祭礼でも、寂びたもので、お市、豆捻、薄荷糖なぞは、お婆さんが白髪に手抜を巻いて商う。何でも買いなの小父さんは、紺の筒....