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薄謝
「薄謝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
薄謝の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「硝子戸の中」より 著者:夏目漱石
ゃうけばなし》に聞いたのである。 十五 私が去年の十一月学習院で講演をしたら、
薄謝と書いた紙包を後から届けてくれた。立派な水引《みずひき》がかかっているので、....
「年譜」より 著者:宮本百合子
央公論』の瀧田樗蔭に会うことになり、少しちぢめて九月の『中央公論』に載せられた。
薄謝と書いた紙包に百五十円入っていた。 女子大は一学期でやめていた。 一九一七....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
、ちょうどいいや、ネ……ちょうどいいよ、お通さん」 「わしの寸志じゃ……まことに
薄謝だが、お通さん、路銀のたしに納めてくだされ」 手文庫の貧しい中から、氏富は....