»
薛
「薛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
薛の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
る者もあれば、羊脾をとって人を撃つ者もあるので、京兆(京師の地方長官)をつとめる
薛公が上に申し立ててかれらを処分することとなり、里長に命じて三千人の部下を忍ばせ....
「運命」より 著者:幸田露伴
平安の衆を召還せられんことを乞い、然らずんば兵を釈く能わざるを言う。帝|大理少卿
薛※の言、燕の為に游説するなりと。五月、呉傑、平安、兵を発して北平の糧道を断つ。....
「青蛙神」より 著者:田中貢太郎
て禳うた。神が喜んでうけいれてくれると、その不思議がなくなるのであった。 楚に
薛崑という者があった。小さい時から慧で、姿容がよかった。六つか七つの時、青い衣を....
「三国志」より 著者:吉川英治
に移動してゆく。 近頃、風のたよりに聞くと、曹操の古巣の※州には、呂布の配下の
薛蘭と李封という二将がたて籠っているが、軍紀はすこぶるみだれ兵隊は城下で掠奪や悪....
「三国志」より 著者:吉川英治
て、さらぬだに四分五裂の残兵を、ここでも散々に打ちのめした。 敗走兵の一部は、
薛礼城へ逃げこんだ。そこを囲んでいるまに、敵将|劉※が、小癪にも味方の牛渚の手薄....
「三国志」より 著者:吉川英治
孔明は、間髪をいれず、 「漢室の賊臣」と、答えた。 すると、質問した沛郡の
薛綜は、その解釈が根本的に誤謬であると指摘して、 「古人の言にも――天下は一人の....
「三国志」より 著者:吉川英治
早馬は、櫛の歯をひくようだった。 また、漢中に出征中の曹操からも、変を聞いて、
薛悌という者を急派してきた。これは曹操の作戦指導を、匣に封じて、もたらして来たも....
「三国志」より 著者:吉川英治
、退路は断たれていたのである。すなわち、この日魏軍は、神威将軍|董禧、征西将軍|
薛則の二手に、おのおの二万騎を付して、ふかく潜んでいたのだった。 味方の※芝と....