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「薦骨〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

薦骨の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
白蟻」より 著者:小栗虫太郎
一つ、はっきりと頭の中に残っておりますのは、あの背比べなのでございます。つまり、薦骨《こしぼね》の突起と突起を合わせてみると、双方の肩先や踝《くるぶし》にどのく....
人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
う暗褐色の毛、丈は四フィートあるかなしかで子供のようであり、さらに一尺ほどの尾が薦骨のあたりからでている。といって、骨格からみれば人間というほかはないのだ。しか....
人魚謎お岩殺し」より 著者:小栗虫太郎
ては、二人のいずれがそうであるか、またその結合のし方も、胸かそれとも、背中合せの薦骨のあたりではないか――とまで考えるようになってしまった。 まったく、その二....