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薬師岳
「薬師岳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
薬師岳の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「高山の雪」より 著者:小島烏水
るので、日本北アルプスにはそれが頗る多い。その最も標本的に現われているのは、越中
薬師岳(二九二六米突)、信州黒部の五郎岳(二八四〇米突)などで、一体に槍ヶ岳から....
「単独行」より 著者:加藤文太郎
り水晶山と赤牛岳へ往復、鷲羽岳―三俣蓮華小屋、三俣蓮華岳―中ノ俣岳―上ノ岳小屋―
薬師岳ー五色ヶ原小屋、針ノ木峠―大沢小屋、扇沢登り鹿島槍ヶ岳―八峯、五竜岳、八方....
「皇海山紀行」より 著者:木暮理太郎
ものか、松木沢からの道とともに今は全く荒廃して不明であるが、尾根の各峰に地蔵岳、
薬師岳、白根山、蔵王山、熊野岳、剣ノ山、鋸山等の名称が附してあるから、あるいは尾....
「黒部川奥の山旅」より 著者:木暮理太郎
輝かしている。祖父岳から右に展べた一線が、幾多の峰頭を鈍い金字形に統一した尨大な
薬師岳との間に、鏑箭のように高鳴りして雲平の高原を拡げている。其奥に筋骨を剥き出....