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薬物療法
「薬物療法〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
薬物療法の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
れとて対症的療法に過ぎない。東洋では鍼術を行うが、これはほとんど無効らしい。純粋
薬物療法として、枹木子、天雄、烏頭、附子、狼毒、石灰を用いるが、これは一層|験め....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
》で医者自身すら豚の生肉《なまにく》を煮て食べるような始末だけれども西洋の医者は
薬物療法と相並んで食餌療法を実行する。薬ばかり飲ませても食物が病気に不適当であっ....
「長崎の鐘」より 著者:永井隆
越していた。私たちは患者を二群にわけ、第一群は鉱泉療法、第二群は対照として普通の
薬物療法を施し、経過を見た。治癒するまでの平均日数が前者は二十四日で、後者は三十....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
食物は何人《なんぴと》の家庭にても知らざるべからず。しかるに今の世は医師すら多く
薬物療法に重きを置きて食物療法の大効あるを悟らざるなり。いわんや普通の素人《しろ....