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薬舗
「薬舗〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
薬舗の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「雷峯塔物語」より 著者:田中貢太郎
た。この李仁は南廊閣子庫の幕事であった。許宣はその李幕事の家にいて、日間は官巷で
薬舗をやっている李幕事の弟の李将仕という人の家へ往って、そこの主管をしていた。 ....
「蛇性の婬 」より 著者:田中貢太郎
た。この李仁は南廊閣子庫の幕事であった。許宣はその李幕事の家にいて、日間は官巷で
薬舗をやっている李幕事の弟の李将仕と云う人の家へ往って、そこの主管をしていた。 ....
「妾の半生涯」より 著者:福田英子
直ちに消し止めたり、遉《さす》がは多年薬剤を研究し薬剤師の免状を得て、その当時|
薬舗《やくほ》を営み居たる甲斐《かい》ありと人々皆氏を称讃したりき。さりながら今....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
藪の写真図が出ていてその時の状況が窺われる。そして該写真は同年五月四日に横浜市の
薬舗平安堂主人の清水藤太郎君が老練な手腕で撮影したもので、その竹林中に威勢のよい....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
ばかりにして頼みに来るものですからどうもしようがない。ラサのシナ人の天和堂という
薬舗へ行って薬を買うて来て病気に対する相当の薬を遣りますと、先方の信仰力が強いの....
「不思議な国の話」より 著者:室生犀星
かお話したときに、ほら薬草狩りと言ったでしょう、あれはずっと昔のことで、お城下の
薬舗店が毎年春の終りになると、みんな隊を組んで、あの医王山へ登るんですよ。つまり....