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薬酒
「薬酒〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
薬酒の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「天馬」より 著者:金史良
こなんと坐っていた。彼は台の上に出してくれる大きな盃を取って、女から薄黄色っぽい
薬酒をついで貰うなり一杯ぐっと飲み干した。それは妙にすっぱい味だった。顔を上げて....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
しなかったのは誤っている。 勿論些々たる断片の珍奇を拾い上げて、やれビイドロの
薬酒があったの、豚の寝姿をよんだ句があるのと、随筆風の博識をふりまわすべき時代で....