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「藍本〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

藍本の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
運命」より 著者:幸田露伴
君なり。月君が建文帝の為に兵を挙ぐるの事は、姑摩媛が南朝の為に力を致さんとするの藍本たらずんばあらず。此は是れ馬琴が腔子裏の事なりと雖も、仮に馬琴をして在らしむ....
青年」より 著者:森鴎外
る物のような体裁を学ぼうと思ったこともあり、Maeterlinck の短い脚本を藍本にしようと思ったこともある。東京へ出る少し前にした、最後の試みは二三十枚書き....
古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
言うごとく弥陀三尊押出仏(奈良博物館)や観修寺繍曼陀羅(京都博物館)のごとき舶来藍本に基づいて我が国人の製作したものであるとすれば、当時の日本人の芸術的活力もま....