藤倉草履[語句情報] »
藤倉草履
「藤倉草履〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
藤倉草履の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「釘抜藤吉捕物覚書」より 著者:林不忘
笊をぐいと一つ揺り上げざま、事もなげに堀江町を辰巳《たつみ》へ取って歩き出した。
藤倉草履に砂埃が立って、後から小さな旋風《つむじかぜ》が、馬の糞を捲き上げては消....
「春心」より 著者:田中貢太郎
の脚を引きずるようにして、玄関と庖厨の入口を兼ねた古風な土間へおり、そこにあった
藤倉草履を穿いて、ばったの飛ぶようにぴょいぴょいと裏口から出て往った。 出口に....