藤八拳[語句情報] » 藤八拳

「藤八拳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

藤八拳の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
硝子戸の中」より 著者:夏目漱石
んじゃく》する様子も見えなかった。私は無論平気であった。仮色《こわいろ》と同時に藤八拳《とうはちけん》も始まった。しかしこの方《ほう》は相手が要《い》るので、そ....
道草」より 著者:夏目漱石
遊び廻る男であった。 「それよか、善光寺《ぜんこうじ》の境内《けいだい》に元祖|藤八拳《とうはちけん》指南所という看板が懸っていたには驚ろいたね、長さん」 「這....
フレップ・トリップ」より 著者:北原白秋
全くもって、山高帽の、モウニングの、また麦稈の背広の、眼鏡の、ホワイトシャツの、藤八拳の、安来節の、わいわい騒ぎの眼と鼻と口との連中が、不意にその前途を塞がれた....