藤原京[語句情報] »
藤原京
「藤原京〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
藤原京の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大和路・信濃路」より 著者:堀辰雄
がどういうところであるかも、その歌がおのずから彷彿《ほうふつ》せしめている。その
藤原京《ふじわらきょう》のころには、京にちかい、この軽のあたりには寺もあり、森も....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
して来ていると、)呼子鳥が象の山のところを呼び鳴きつつ越えて居る。多分大和の京(
藤原京)の方へ鳴いて行くのであろう。(家郷のことがおもい出されるという意を含んで....
「飛騨の顔」より 著者:坂口安吾
歩けば、中央の美術愛好家や歴史家に全然知られていないタクミの名作や、大和の飛鳥や
藤原京と同期もしくはそれ以前の仏像すらも、どこかの名もない寺に隠されて忘れ去られ....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
の新工夫ではなく、非常に古い源流があったのではないかと思われる節々もあるのです。
藤原京を経て奈良京に都したとき、日本の中央政府はどうやら確立の礎が定まったと見る....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
がある。 当麻の山――中将姫伝説――当麻曼陀羅――浄土の幻想――久米寺、岡寺――
藤原京跡――三輪山、丹波市 Y氏の督促に従って大急ぎで停車場へかけつけたが、汽....