藤原基経[語句情報] » 藤原基経

「藤原基経〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

藤原基経の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
旅愁」より 著者:横光利一
そうと、僕の家の一番古い先祖の名は、分ってる範囲ではどういうところですか。」 「藤原基経だ。わしの親父は、子供のころそう云うていつも聞かしてくれたが、嘘か本当か....
日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
主義の一群のものとは異って、必ずしも〔絶対制〕主義でないということだ。宇多天皇は藤原基経に向って「卿者社稷之臣、非朕之臣」と仰せられたそうだが、之こそ自治主義の....
奥州における御館藤原氏」より 著者:喜田貞吉
公道を経由して貢物を朝廷に送るに干渉すべき道理はないはずであるが、彼はなおかつて藤原基経が、万機巨細皆太政大臣に関白して、しかして後に奏下せよとの詔を受けて、天....
道鏡皇胤論について」より 著者:喜田貞吉
い。真備が文室浄三や大市を推戴せんとした事も許すべからざるところであった。しかし藤原基経の権力は、一旦臣籍に降った侍従源定省を親王に復し、さらに宇多天皇として推....