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「藤衣〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

藤衣の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
源氏物語」より 著者:紫式部
あった。斎院はものの少し身にしむような日でおありになって、返事をお書きになった。藤衣きしは昨日《きのふ》と思ふまに今日《けふ》はみそぎの瀬にかはる世を はかな....
木綿以前の事」より 著者:柳田国男
読んでいる。昔の藤布の中には紫の藤でなく、たとえば貴人の喪服にも用いられたという藤衣などは、或いはまた別種の葛の繊維をもって織ったものだったかも知れない。『北越....