藩医[語句情報] »
藩医
「藩医〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
藩医の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
にぶつりと的中、あまつさえ鏃《やじり》には猛毒でもが塗り仕掛けてあったものか、ご
藩医たちがうちうろたえて、介抱手当を施したにもかかわらず、すでに難をうけた者は落....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
心得のあった玄白斎は、島津|重豪《しげひで》が、薬草園を開き、蘭法医戸塚静海を、
藩医員として迎え、ヨーンストンの「阿蘭陀本草和解」、「薬海鏡原」などが訳されるよ....
「志士と経済」より 著者:服部之総
んずく軽士層から供給された。松陰門下には野村和作だけでなく貧乏な軽士が多くいた。
藩医の家柄の久坂玄瑞《くさかげんずい》などはわりにいい方だが、文久二年三月、同志....
「山の人生」より 著者:柳田国男
の老翁に導かれてしばしば名山に往来したという話であり、『仙界真語』一巻は、尾州の
藩医柳田泰治の門人沢井才一郎という者が、遠州秋葉山に入って神になったという一条で....