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藩翰譜
「藩翰譜〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
藩翰譜の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
は無用の物なり、万事村長の言をさえ遵奉せば安寧浩福なりとの訓えなり。 白石の『
藩翰譜』に、秋田氏暴虐なりしを述べて、その民の娘、年長じても歯を黒め得ざりしと言....
「易の占いして金取り出したること」より 著者:南方熊楠
抜き、隠さずに宝を譲ったのを、娘がまさかの時に用いんとて、よく隠し置いたので、『
藩翰譜』に出でた山内一豊の妻などと似た行いだ。 これら仏教譚よりもずっと『宇治....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
津梁院過去帳抄』、『伝聞雑録』、『東藩名数』、『高岡霊験記』、『諸書|案文』、『
藩翰譜』が挙げてある。これは諸書について、主に弘前医官に関する事を抄出したもので....
「鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
から生徒たちを見廻されます。始めて出られた時、自分が好む本だからと、新井白石の『
藩翰譜』を持って来られて、右手を隠しに入れ、左の手に本を持って、生徒の机の間を歩....