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蘆雪
「蘆雪〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
蘆雪の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「草枕」より 著者:夏目漱石
た。画家として余が頭のなかに存在する婆さんの顔は高砂《たかさご》の媼《ばば》と、
蘆雪《ろせつ》のかいた山姥《やまうば》のみである。
蘆雪の図を見たとき、理想の婆さ....
「艸木虫魚」より 著者:薄田泣菫
待詔で、游魚の図の名手として聞え、世間から范獺子と呼ばれた范安仁をはじめ、応挙、
蘆雪、崋山などの名高い作物をも見たが、その多くは軽快な魚の動作姿態と、凝滞のない....
「西林図」より 著者:久生十蘭
の「西林図《せいりんづ》」にある湖でも見ているような茫々とした感じを起こさせる。
蘆雪《ろせつ》庵の系統をひいているのか、池の汀に紅葉した白膠木《ぬるで》が一本あ....