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「蘇秦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

蘇秦の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
馬なかった昔は、かかる痛い目をせずに済んだのである。 漢の鄒陽の上書中に、燕人蘇秦が他邦から入りて燕に相《しょう》たるを悪《にく》み讒せしも燕王聞き入れず、更....
荘子」より 著者:岡本かの子
あった。六国の相印を一人の身に帯び車駕の数は王者を凌ぐと称せられて居た合従の策士蘇秦は日に日に落魄の運命に陥り新に秦の宰相であり連衡の謀主である張儀の勢力が目ざ....
今昔茶話」より 著者:国枝史郎
、これらの国のうち六国が亡びて、秦に併呑されたのは、けっきょく、縦横の説を説いた蘇秦と張儀とのためだということになる。 蘇秦という男は、最初は、連衡の策を、秦....
三国志」より 著者:吉川英治
の歩隲、字は子山である。 「孔明――」こう傲然呼びかけて、 「敢て訊くが、其許は蘇秦、張儀の詭弁を学んで、三寸|不爛の舌をふるい、この国へ遊説しにやってきたのか....