虎に翼[語句情報] » 虎に翼

「虎に翼〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

虎に翼の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
三国志」より 著者:吉川英治
りは、日のたつほど呂布に諂い、呂布の走狗となってゆくに違いない。さすれば却って、虎に翼を添えてやるようなものだ。呂布を殺す時の邪魔者になる……」 陳大夫はまた....
三国志」より 著者:吉川英治
ほか!」と愕いて、すぐ曹操に会い、口を極めて、その無謀をなじった。 「何だって、虎に翼を貸し、あまつさえ、野に放ったのですか。一体あなたは、玄徳をすこし甘く見過....
三国志」より 著者:吉川英治
うものが、 「わが君。私情にとらわれて国を亡し給うな。彼に粮を与え、兵をかすは、虎に翼を添えて、わざとこの国を蹂躙せよというようなものです」 居合せた黄権もま....
三国志」より 著者:吉川英治
乗ぜられて、彼に呉王の位を贈り給い、また九錫の重きをお加え遊ばしたのは、わざわざ虎に翼をそえてやったようなもので、ほうっておいたら呉は急激に強大となり、将来事を....