虎斑竹[語句情報] »
虎斑竹
「虎斑竹〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
虎斑竹の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
涕を以て竹に揮い竹ことごとく斑なり、今|下雋《かしゅん》に斑皮竹あり〉、わが邦の
虎斑竹のごとく斑ある竹を堯の二女娥皇と女英が夫舜に死なれて啼《な》いた涙の痕とし....
「安井夫人」より 著者:森鴎外
掛けた書斎である。斑竹山房とは江戸へ移住するとき、本国田野村字|仮屋《かりや》の
虎斑竹《こはんちく》を根こじにして来たからの名である。仲平は今年四十一、お佐代さ....