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虎耳草
「虎耳草〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
虎耳草の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
であるが、東京の夏の景物として詩趣と画趣と涼味とを多分に併せ持っているのは、かの
虎耳草であることを記憶しなければならない。村園にあれば勿論、たとい市中にあっても....
「野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
九戸郡ではエシガラミ、即ち石にからんで生える草の意であろう。 「雪の下」の漢名は
虎耳草だという。なるほど毛がはえて紫がかった形が獣の耳を思わせるが、虎にしては少....