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虚談
「虚談〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
虚談の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「るしへる」より 著者:芥川竜之介
事を知らずんばあるべからず。知らずんば、三世了達《さんぜりょうだつ》の智と云えば
虚談なり。また知りながら造りたらば、慳貪《けんどん》の第一なり。万事に叶《かな》....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
合すと〈野婆群雌牡なく、男子に遇うごとに、必ず負い去りて合を求む〉ちゅう支那説は
虚談ならずと分る。日本で備前の三村家親へ山婆《やまんば》が美女に化けて通い、つい....
「蒲生氏郷」より 著者:幸田露伴
実であったか何様《どう》かは疑わしい。政宗にも氏郷にもゆかりは無いが、政宗の為に
虚談想像談で有って欲しい。政宗こそ却《かえ》って今歳《ことし》天正の十八年四月の....