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虫が嫌う
「虫が嫌う〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
虫が嫌うの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「真景累ヶ淵」より 著者:三遊亭円朝
に驚いて、土手の甚藏は、体《なり》は大兵《だいひょう》で度胸も好《い》い男だが、
虫が嫌うと見え、落雷に驚いてボサッカの中へ倒れました。すると新吉は雷よりも甚藏が....
「婦系図」より 著者:泉鏡花
い語が交った。 夫がまた、随分自分には我儘をさせるのに、東京へ出すのは、なぜか
虫が嫌うかして許さないから、是非行きたいと喧嘩も出来ず。ざっと二年越、上野の花も....
「五重塔」より 著者:幸田露伴
ろだが今日は私は関えない、海苔一枚焼いてやるも厭ならくだらぬ世間咄しの相手するも
虫が嫌う、飲みたくば勝手に台所へ行って呑み口ひねりや、談話がしたくば猫でも相手に....