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虫を抑える
「虫を抑える〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
虫を抑えるの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
《はなは》だ不明であるものを、そのまま処刑をするということは、小の虫を殺して大の
虫を抑える、時にとっての策略でありとはいえ、源松もあんまりいい心持はしなかった。....
「しゃもじ(杓子)」より 著者:佐藤垢石
ないか。 よかろう。だがな、二人でもう五合ほしいじゃないか――。いや待て、腹の
虫を抑えるのはここだ。 惜しい最後の一盃を呑み干し役場を出た。友は役場の前を出....